ラトナ・ソイルハードナー工法
RATONA SOIL HARDNER METHOD
ラトナ・ソイルハードナー工法は、従来のセメント改良とほぼ同じ施工方法でありながら、
独自のノウハウにより作られた無機系土質改良剤をセメント系固化材等に配合することにより、有害物質である六価クロムを生成を防ぎます。
地球環境に優しく安全な地盤改良を行うことが出来る、建設業界や自治体からの注目を集める新工法です。
ラトナ・ソイルハードナー工法のメリットはそればかりではありません。
従来の工法と比べ粘土質層をはじめとした有機物を多く含むような土壌でさえも長期的に安定した固化地盤に改良可能。
しかも改良土は臭気を吸着する特性をもち、ヘドロ等の強烈な臭気も大きく軽減することが可能。
当工法を用いることで御社による工事の幅は大きく広がります。
ラトナ・ソイルハードナー工法は
建設現場における様々な工事に対応した、
画期的な土質改良工法です。
建築工事における利用シーン
土木工事における利用シーン
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路床・路盤改良工事
雨天や湧水などでぬかるんだ状態となり強度不足や不陸が発生した場合、一般的にセメント改良が用いられますが、含水の程度により硬化の品質が安定しないことが多く見られます。本工法は、六価クロムを発生することなく確実に硬化し原状回復します。
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土系舗装工事
現場発生土及び購入土にセメントを混ぜて施工されますが、特に現場発生土の品質や含水量により硬化不良や六価クロムによる環境汚染が問題となります。本工法は環境汚染を発生することなく、安定した硬化により施工品質が向上します。
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護岸・河床工事
これまで、このような著しく水量の多い現場では、セメントを固化させる工事は困難を極めました。しかし、ラトナ・ソイルハードナー工法は、透水性を活かした用途(沼地地盤改良・他)、またその逆の不透水層を作り利用する用途(用水路・貯水池・他)など、水辺の様々な工事に利用できます。
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グランド造成工事
既存のグランド土を再利用し、グランド土の鋤取残土処分費用を発生させることなく、保水性を維持したグランドを造成します。
その他の工事における利用シーン
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仮設地盤補強工事
大型の建築工事や土木工事、あるいは解体工事の現場で、大型重機や大型クレーンを用いる場合に、地盤支持力を高くして機械の転倒や振動の軽減を図るためにセメント改良を行います。しかし、施工後の撤去処理については、既に六価クロムによる汚染土壌になっているため、産廃処理の費用は非常に多額となります。本工法は、六価クロムを産生しないため、通常の建設副産物(残土)として処理できるので費用がかさまず、施工時の環境汚染の問題もありません。また、仮設土留工事においてもこの工法で土壁を作り、施工後もそのまま残置できるので、コストダウンと工期短縮を図ることが可能です。
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汚染土壌対策工事
セメント系固化材による地盤改良工事や場所打ち杭施工時に溶出する有害重金属である六価クロムを安全な三価クロムに還元し、無害化します。
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緑化抑制工事
雑草抑止効果を発揮する反面、改良配合量や施工仕上げ方法用途を変えることにより表層緑化を期待できます。
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臭気対策
改良反応後の高い固化体吸着能力により臭気対策に効果を発揮します。
ラトナ・ソイルハードナー工法の標準的な施工フロー
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1
事前土質試験・配合設計
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2
セメントまたはセメント系固化基材・苦土石灰等の散布(対象となる改良土)
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3
混合攪拌バックホウスライライザ各種混合機械
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4
ラトナソイルハードナー水溶液作成・散布・混合攪拌
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5
各種使用目的に応じて仕上げを実施(転圧・土羽整形・二次製品化等)
ラトナ・ソイルハードナー工法は特殊な機材を必要としないため、
すぐに導入が可能です。
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